東洋医学の身体観

2026年04月22日 18:14
カテゴリ: 東洋医学

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

【東洋医学の身体観】

今日は私たちが施術を行う上での基礎知識となる、東洋医学の身体観について共有させていただきます。

東洋医学で身体を考えていく上で重要なことを3つ挙げるなら以下のようになります。

・五臓六腑
(東洋医学で考える内臓器官)

・経絡経穴
(ツボと内臓を繋ぐルート)

・気血津液精
(生命活動を営むための物質)

一回の投稿で全てのご紹介することはできそうにありませんので、今回は「五臓六腑」について書いていきたいと思います。

【五臓六腑】

[五臓六腑]
五臓六腑(ごぞうろっぷ)は皆さん聞いたことがある言葉だと思います。

「五臓六腑に染み渡る」という言葉が有名ですね。「内臓全体に」なんていう意味合いで使用されるのかと思いますが、東洋医学ではその感覚通り五臓六腑が内臓として考えられています。

五臓とは、「肝・心・脾・肺・腎」の5つの内臓のことです。

現代医学的な肝臓や心臓、腎臓などと同じではありません。もう少し広い概念です。

大まかに機能を分類すると以下のようになります。

肝:自律神経系
心:循環器系
脾:消化器系
肺:呼吸器系
腎:泌尿生殖器系
※かなり大まかです!

特に肝は現代医学での肝臓と全く異なる部分があります。

この時期(立春から春分)に自律神経が乱れやすい方は、肝に問題があると考えることが多いです。

その場合は、例えば肝の代表的なツボである「太衝」を刺激します。

その他、消化器の問題であれば「脾」と関係するツボに、風邪の時には「肺」と関係するツボに鍼やお灸をしていきます。

六腑は「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」の6つです。

六腑は主に「消化・吸収・排泄に関わるルート」のことです。五臓に比べると現代医学の考え方に近いと言えます。

1つ、三焦というのは東洋医学特有の考え方です。リンパ管という側面もありますが、概念としては少し違います。

形のある内臓ではなくて、各内臓とカラダ全体を繋ぐ目に見えないネットワークが三焦です。

個々の細胞よりも全体の調和を重視する東洋医学特有の考え方だと感じます。

六腑は五臓に比べると重要度は下がります。

ただ、胃に関しては六腑の中でも重要度が高く、五臓の脾と一緒に消化器系の中心として位置付けられています。よく「脾胃」と並べて呼称されます。

六腑に対するアプローチとしては、便秘が最も多いケースかと思います。大腸と関係するツボに対してアプローチしていくことになります。


簡単ですが、五臓六腑についてご紹介しました。

現代医学の内臓と全く別物というわけではありませんが、やはり東洋医学独特の考えた方があるというのが面白いところです(^^)

続きはまた次回以降に☆

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

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