東洋医学の身体観②

2026年05月20日 20:11
カテゴリ: 東洋医学

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

東洋医学の身体観

当院は7周年を迎えました。日頃ご愛顧いただいている皆さまに支えられて継続できております。
改めて感謝申し上げます。

さて、今回は前回記事の続き、東洋医学の身体観について書いていきたいと思います。

前回も書きました通り、東洋医学で身体を考えていく上で重要なことを3つ挙げるなら以下のようになります。

・五臓六腑
(東洋医学で考える内臓器官)
・経絡経穴
(ツボと内臓を繋ぐルート)
・気血津液精
(生命活動を営むための物質)

今回は2つ目の「経絡経穴(けいらくけいけつ)について書いていきたいと思います!

【経絡経穴】

「経絡」とは身体の隅々に張り巡らされた情報網のようなもので、その中を"気"などの身体を動かすためのエネルギーが流れていると考えています。

経絡の中でも特に大きなルートを"経脈"といい、体に14本あると考えています。

1本ずつ、走っている場所が違いますが、輪のように繋がってからだの隅々を1周しています。

そして、その経脈のルート上にあるポイントが経穴です。いわゆる「ツボ」ですね。

経穴の経は、経脈の経です。

ツボの説明は経絡なくしてはあり得ません。

身体の隅々を繋いでいる経脈の中のポイントであり、刺激点であるのがツボ(経穴)です。

例えば、有名なツボである"足三里"は、足の陽明胃経という経脈のツボです。足三里は胃腸に対するツボとして知られています。

陽明胃経という経脈は、下は、脛の前を通って足の第2指先まで繋がっています。上は、モモの前、お腹、胸、首を通って顔面部まで繋がっていると考えています。

また、お腹辺りで体内に入って、胃腸にも繋がっていると考えています。

足三里が胃腸に効果をもたらすのは、その経脈が胃腸に繋がっていると考えているからです。

「経絡とは何なのか」現代の研究で少しずつ解明されてきていますが、全容解明までは程遠いでしょう。

私は全容が解明されることにあまり興味がありません💦

非常に抽象的な概念ですので、経絡=◯◯と断言することは難しいでしょう。
「神経と血管を合わせたようなもの」くらいでざっくり考えておいた方が、色々と都合が良いように思います。

ツボに関してもさまざまな研究が行われていますが、効果が科学的に証明されているような有名なツボは、神経が密集しているということが分かってきています。

神経が密集していると、刺激した時に脳への情報が伝わりやすくなります。その情報が、鍼灸の効果である鎮痛作用や自律神経の調節に関与しているのは間違いないでしょう。


ちなみに…
皆さんご存知の「足(裏)ツボ」は、東洋医学ではありません。
東洋医学で足裏のツボは1つしかありません。

足ツボ療法はリフレクソロジーといいますが、反射区と言われる「足の裏を臓器や身体の各器官に分類する方法」で1900年代に考案されたものです。

全く別物ということはご承知おきくださいませ(^^)

では今回はこの辺りで☆

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

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