ツボ「関元」

2022年01月22日 19:46
カテゴリ: ツボ

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

【読み方と名前の由来】

「かんげん」と読みます。
関元はお腹にあるツボです。おへそから指4本下にあります。(下の図を参考にしてください)

「関」には重要・かなめという意味があります。関所(交通の要所に設置された、徴税や検問のための施設)の「関」と同じ意味ですね。
「元」は元気の意味です。

東洋医学において、下っ腹のことを「丹田(たんでん)」と呼ぶことがありますが、丹田は生命エネルギーが蓄えられている場所として考えています。
そんな、生命のエネルギーである「元気」と非常に関係の深いツボとして「関元」という名前が付けられています。

【関元の効果】

関元の期待できる効果は、名前の由来からなんとなく想像できますね??(^-^)

関元は「元気」を補填するツボとして最も有名といっても過言ではありません。
体質的に虚弱であったり、疲労感が強い方におススメのツボです!

また、東洋医学ではカラダが温まるために「気」が必要だと考えますので、関元で元気を補填することによって「冷え」に対しても効果的だと言われています。

さらに、下っ腹にあるツボということで、生殖器(特に婦人科!)や泌尿器の症状に対して効果が期待できます。
生理痛が辛くて冷えが強い方、冷えが強くて尿のトラブルがある方などに最適なツボといえます!!

【関元の場所】

関元は、へその下3寸(指4本分下)にあります。

関元の場所は分かりやすいですね(^O^)

関元はグリグリと指で強い刺激をするには適しません。
カイロやお灸を用いて温めてあげるのが良いでしょう。火を使わないお灸「太陽」がおススメです(^^)/
※低温やけどには注意しましょう。

実際の治療では、はり・お灸どちらも使用するツボです。温める効果の高いツボですので、お灸を用いることが多いです。
当院では「棒灸」と呼ばれるお灸で、おへそ~下っ腹をじんわりと温めることが多いです。

大寒を過ぎましたが、今年はまだまだ寒い日が続きそうです(>_<)
関元を温めて、冷え対策をしてみてはいかがでしょうか??

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

ご予約は公式LINEからどうぞ(^-^)

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