五臓「肺」

2023年06月10日 13:35
カテゴリ: 東洋医学

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

【敵からカラダを守る】

五臓の「肺」は呼吸器系全般(鼻・気管支・肺)を指す概念です。

肺は体外の病原体からカラダを守るために、最前線(体表)で働きます。
具体的には、身体の抵抗力の1つである「衛気(えき)」を送り込み、毛穴の開け閉めを行ってウイルスや細菌からカラダを守ります。

衛気とウイルスが戦うと、悪寒戦慄し熱が出ます。
更にウイルスが体内に入り込むと、衛気と関係の深い呼吸器系に影響して、鼻水・喉の痛み・咳などの症状が現れます。

【呼吸で気を調節】

肺の主な働きは「呼吸」です。
ざっくり言えば、酸素を吸って二酸化炭素を吐いているわけですが、東洋医学ではこれを「気の出入り」と考えます。

気はカラダ中をめぐりながら、各所で作用を発揮します。
もちろん、呼吸によって気が出入りすることで、体内の気も動きますので、呼吸は気のめぐらせるために非常に重要な働きとなります。

また、細かい話をすると、体内の気は脾で作られた栄養分(水穀の精微)と、肺(の呼吸)で取り入れた気(清気)によって完成すると考えられています。
気は東洋医学において、なくてはならないモノ(無くなる=死)です。
当然、食べ物から栄養を摂らないと死んでしまいますし、呼吸を止めても死んでしまいます。よって、この2つが合わさって初めてカラダに必要な「気」が作られると考えたのだと思います。

【肺の病】

肺が弱くなると、体表を守れなくなるので風邪を引きやすくなります。
風邪を引きやすい、もしくは喘息の既往がある方は、肺が弱い可能性が高いでしょう。

また、衛気が毛穴の開け閉めに関与しているので、肺の弱りが原因で「多汗」になる方もいらっしゃいます。
この場合の多汗は、あまり暑がりでない、全身的にじっとりと汗、汗をかいた後に冷えやすいなどの特徴があります。

【肺を強めるツボ】

肺が弱い方におススメのツボは「身柱(しんちゅう)」です!

背中ですので、火を使うお灸はちょっと危険です⚠
そんな時は「火を使わないお灸」を試してみましょう!

手足のツボを使いたいという方は「太淵(たいえん)」が良いでしょう。
肺に関係するツボ群「手太陰肺経」の代表です。

太淵は手首の親指側にあるツボです。脈を取る場所ですね。

なぜだか、風邪が流行っていると聞きました。※ニュースでも見ました。
肺を強めてウイルスからカラダを守りましょう!

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

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